琉球王朝時代の主要道には、一里(4Km)ごとに塚が築かれていました。
通行する人々が、どれくらい進んだかを測る為の目安とされました。
仲泊に残されている一里塚は自然の丘を利用した塚です。
人工的に作られているわけでは無く、自然にできていた丘を利用したと言われています。
昔は恩納村に五箇所の一里塚がありました。
現在残されているのは、恩納村では仲泊と真栄田だけです。
辺野古にも塚が現存していますが、片側1か所です。
道の目安となる塚は2基1対とされていました。
一里区間を示す2基1対の一里塚が残っているのは唯一恩納村の一里塚だけです。
県内でも貴重な文化財となっています。
歴史の道と記された看板が立っているのですぐに発見する事が出来ると思います。
ワールドダイビングからも徒歩圏内の場所にあるので、貴重な2基1対の塚を見学に行ってみてください。