恩納村山田にある【山田谷川の石矼】(やまださくがわのいしばし)は、入口が国道58号線の名護から那覇方面に向かう道の途中にあります。
ゆっくり進まないと入口を見逃してしまいます。
恩納村の山田には山田城があり、今でも山田城跡が残っています。
沖縄に現存する他の城跡に比べると、山田城跡は原型を留めていません。
山田城は世界遺産にも登録されている座喜味城の城主 護佐丸の最初の居城です。
座喜味城を作る時に山田城の石垣を使ったと言われており、その為、他の城跡より原型が残っていないみたいです。
そんな山田城跡の周りには、古道がたくさん残っています。
山田川谷(沖縄の方便で ヤーガー)の石矼(いしばし)もその一つです。
井戸を通り過ぎ進んで行くと。
舗装されていない道が続きますが、琉球の時代からの大自然が続いていて歩くのも気持ちがいいです。
舗装された道路ではないので、歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめです。
たまに急な坂道や、滑りやすい道もあります。
森林浴を楽しみながら歩いて行くと、石矼が見えてきます。
昔は水浴場として使われていたみたいです。
この石矼は、アーチ型になっています。
城作りでアーチ型石工技法を日本で最初に取り入れた場所として記録されているみたいです。
琉球の自然と歴史を感じれる、山田城跡周辺の歴史の道 山田谷川の石矼
観光マップなどには乗っていない、隠れた裏スポットです。