ダイビング器材のオーバーホールは年1回もしくは100ダイブと聞いたことがあるダイバーが多いと思います。
ダイビング器材で主に定期的にオーバーホールが必要なのはレギュレーターとBCDになります。ダイブコンピューターも電池交換のタイプは交換のタイミングでオーバーホールすることが多いです。
今回は「ダイビング器材のオーバーホールは年1回もしくは100ダイブは本当?」についてダイビングガイドが解説します。
記事の内容は「ダイビング器材のオーバーホールとは?」、「メーカーの推奨するオーバーホールの期間」、「実際にオーバーホールを出す期間」、「どこにオーバーホールを出せば良いのか?」、「おすすめの5年間無料のオーバーホール」、「ダイビング器材のオーバーホール まとめ」に分けて紹介します。
ダイビング器材のオーバーホールをいつ出せばよいのか悩んでいる方やこれから定期的にオーバーホールが必要なレギュレーターやBCDを購入しようとしている方には必見の内容です。
目次
ダイビング器材のオーバーホールとは?
オーバーホール(Overhaul)は日本語に訳すと「機械などを分解して点検や修理を行うこと」になります。ダイビング器材を部品単位まで分解し、洗浄、組立を行ないます。不具合のあるパーツは交換を行います。
ダイビング器材のオーバーホールを定期的にすることで、「ダイビング中のトラブルを未然に防ぐ」、「器材を長持ちさせる」、「不純物(鉄粉やカビ)の吸入を防止」などのメリットがあります。
ダイビング器材で主に定期的にオーバーホールが必要なのはレギュレーターとBCDになります。ダイブコンピューターも定期的にオーバーホールした方が長持ちします。その他にもドライスーツやカメラのハウジングなども該当します。
メーカーの推奨するオーバーホールの期間
どのダイビング器材メーカーもオーバーホールは年1回もしくは100ダイブを推奨している場合がほとんどです。これは、1年に満たない期間でもダイビング本数100ダイブに1回のオーバーホールが推奨ということです。
この期間は守らないとすぐにダイビング器材が故障して修理が必要になってしまうということではなく、メーカーがダイビング器材の品質を維持するために推奨する期間のおおまかな目安です。
実際にオーバーホールを出す期間
ダイビング器材のメーカーが推奨する年1回もしくは100ダイブはあくまでもおおまかな目安です。車検のように守らないと交通違反になったり、罰則があるようなことはありません。
又、ダイビング器材を持っている方のダイビング器材への知識、ダイビング器材の日頃の洗浄やメンテナンス、ダイビング器材の保管環境によっても大きく変わってきます。
ダイビング業界では昔からダイビングショップやダイビング器材メーカーが定期的な利益を生むために年1回もしくは100ダイブを目安にしているという意見もあります。
ダイビング器材に対してほとんど知識がないダイバーであればメーカーが推奨する年1回もしくは100ダイブを守っていれば安心してダイビング器材を長く使用できると思います。
オーバーホールを依頼すると1ヵ月~2ヵ月ぐらいの期間が必要な場合が多いです。オーバーホールの期間をきっちりと守らなくても、ダイビングの予定が1ヵ月~2ヵ月ぐらいないタイミングでオーバーホールに出すようにしましょう。
長期間、オーバーホールに出していないダイビング器材は、レギュレーターからリーク(小さな泡のエア漏れ)が出てきたり、ホースの根元に膨らみやひび割れが出てきます。
BCDのインフレーターもリーク(小さな泡のエア漏れ)が出てきたり、給排気のボタンが硬くなってきます。レギュレーターやBCDに上記のような症状が出た場合はすぐにオーバーホールに出すようにしましょう。
ダイブコンピューターはソーラータイプや充電式も電池の寿命はあります。充電しても電池の減りが早い場合はオーバーホールに出して電池も交換してもらうようにしましょう。
どこにオーバーホールを出せば良いのか?
ダイビング器材のオーバーホールは購入したダイビングショップに出すのが良いです。購入していないダイビングショップの場合ではオーバーホールに出したいダイビング器材のメーカーと取引がない場合があります。
オーバーホールのためにダイビング器材を受けとったダイビングショップは自社にメーカーの技術者がいれば自社でオーバーホールを行うことができます。自社にメーカーの技術者がいなければ、ダイビング器材メーカーに出すことになります。
レギュレーターとBCDは同じタイミングでオーバーホールに出すことになります。同じ器材のメーカーにすると安心です。
インターネットで購入すると実店舗がなくオーバーホールに出せない場合があります。オーバーホールが必要なダイビング器材をインターネットで購入するのはおすすめではありません。
又、オンラインショップも実店舗があり、ダイビング器材メーカーと正規に取引している場合があります。オーバーホールできるのか事前に確認してから購入するようにしましょう。
インターネットで格安のレギュレーターはファーストステージとセカンドステージはアクアラング(Aqualung)でオクトパスはマレス(Mares)、残圧計はツサ(Tusa)など、器材メーカーが混ざっている場合があります。
さらにBCDはビーイズム(Bism)だったりすると大変です。それぞれ別々にオーバーホールに出さなくてはいけません。
全て対応してくれるダイビングショップがあってもそれぞれに送料が発生する場合があります。
おすすめの5年間無料のオーバーホール
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Apeks(エイペックス)のレギュレーターは器材メーカーから年1回もしくは1年に満たない期間でもダイビング本数100本に1回のオーバーホールが推奨されています。
当ショップで購入したApeks(エイペックス)のレギュレーターはオーバーホール時に器材メーカーの規定の交換パーツを5年間(年1回に限る)無償にてご提供が可能です。
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ダイビング器材のオーバーホール まとめ
今回は「ダイビング器材のオーバーホールは年1回もしくは100ダイブは本当?」についてダイビングガイドが解説しました。
オーバーホール(Overhaul)は日本語に訳すと「機械などを分解して点検や修理を行うこと」になります。ダイビング器材を部品単位まで分解し、洗浄、組立を行ないます。不具合のあるパーツは交換を行います。
どのダイビング器材メーカーもオーバーホールは年1回もしくは100ダイブを推奨している場合がほとんどです。これは、1年に満たない期間でもダイビング本数100ダイブに1回のオーバーホールが推奨ということです。
ダイビング器材のメーカーが推奨する年1回もしくは100ダイブはあくまでもおおまかな目安です。車検のように守らないと交通違反になったり、罰則があるようなことはありません。
ダイビング器材のオーバーホールは購入したダイビングショップに出すのが良いです。購入していないダイビングショップの場合ではオーバーホールに出したいダイビング器材のメーカーと取引がない場合があります。
当ショップはテクニカルダイバーからも評価が高いApeks(エイペックス)ダイビング器材の国内正規ディーラーになります。
当ショップで購入したApeks(エイペックス)のレギュレーターはオーバーホール時に器材メーカーの規定の交換パーツを5年間(年1回に限る)無償にてご提供が可能です。