ファンダイビングに申し込むとダイビングの経験本数を聞かれることがほとんどかと思います。ダイバー同士でも「いま経験本数は何本ぐらい?」と良く会話に出てきます。「このダイビングで100本記念です!!」なんてこともあります。
ダイビングの経験本数はダイビングライセンスのランクよりも重要な場合があります。
今回はダイビング経験本数について記事を書きます。記事の内容はダイビング経験本数とは?、ダイビング経験本数の役割、ダイビング経験本数の必要性、ダイビング経験本数がランクより重要な意味、最終ダイビング日について書きます。
ダイビングを趣味として継続する方にとって必見の内容です。又、ダイビングライセンスのステップアップを考えている方は知らないと後悔することになるかもしれません。
ダイビング経験本数は100本を超えるとさまざまなダイビングスポットを楽しめるようになります。
ダイビング経験本数とは?
ダイビング経験本数とは、現在までに潜ったダイビングのトータルの回数になります。1回=1本と数えます。
例えば1日のなかで40分のダイビングを3回潜ったのであれば、その日のダイビング本数は3本になります。
ライセンスの講習も経験本数に入ります。最初のオープンウォーターを取得した段階で経験本数は4本になります。続けてアドバンスを取得した場合は経験本数は9本になります。
ダイビングが終わった後にはログブックに記録をしていきます。ログブックには潜水回数を記入する欄があります。毎回、記入して自分のダイビング経験本数が何本なのか把握しておきましょう。
最近はログブックをアプリにしている場合もあります。当ショップのライセンス講習では以下のアプリを使って記録しています。
ダイビング経験本数の役割
ダイビング経験本数を数えることによって、そのダイバーがおおまかにどのぐらいの経験があるのかを確認することができます。
ダイビングスポットには初級者向け、中級者向け、上級者向けのスポットがあります。例えば、ダイビングスポットによっては100本以上のダイビング経験本数が必要なダイビングスポットもあります。
ファンダイビングではダイビング経験本数を確認して、まだ経験の少ない方が間違えて中級者や上級者向けのスポットに行かないように安全対策の役割を果たしています。
ダイバーの方は怖い思いをしないためにも自分のダイビング経験本数はしっかりと把握しておくようにしましょう。
ダイビング経験本数の必要性
ダイビング経験本数を数えるのは上級者向けのダイビングスポットに行くためだけではありません。ダイビングライセンスのランクアップにはダイビング経験本数も必要になります。
マスタースクーバダイバーはダイビング経験本数が最低50本、ダイブマスターはダイビング経験本数が最低60本、ダイビングインストラクターはダイビング経験本数が最低100本必要になります。
ダイビング経験本数はログブックもしくはアプリなどで証明することが必要になります。又、インストラクターのプロナンバーと署名がなければ無効になります。
ダイビングしていてもログブックに記録していなかったり、インストラクターのプロナンバーや署名がないと証明ができません。これは知らないとダイビングライセンスのランクアップをするときに後悔することになります。
ダイビング経験本数がランクより重要な意味
中級者向けのランクのアドバンスウォーターはオープンウォーターから続けて取得が可能です。オープンウォーターで4本、アドバンスウォーターで5本の計9本で中級者ダイバーの仲間入りになります。
ダイビング経験本数が9本のアドバンスウォーターのダイバーとダイビング経験本数が100本のオープンウォーターのダイバーでは後者の方が経験が多くスキルや知識も豊富な場合が多いです。
当ショップのファンダイビングでは水深40Mに沈んでいる米軍のエモンズという駆逐艦のダイビングスポットが最上級者向けのダイビングスポットになります。
アドバンスウォーターでダイビング経験本数9本のダイバーがディープスペシャリティを取得してダイビング経験本数が10本になってもご案内はできません。ダイビングはライセンスのランクだけではなくダイビング経験本数も重要です。
最終ダイビング日
ダイビングライセンスのランク、ダイビング経験本数、そして「最終ダイビング日」も重要です。どんなにダイビングライセンスのランクが高くても、ダイビング経験本数が多くても、最後にダイビングした日から期間が空いていれば注意が必要です。
初心者向けのダイビングスポットで慣らしたり、リフレッシュダイビングで復習することが必要になります。ダイビングインストラクターも10年期間が空けば、素人と変わらなくなります。
ダイビングを趣味として継続する方にとってダイビング経験本数、最終ダイビング日、ダイビングライセンスのランクの3つが重要になってきます。
ダイビング経験本数の役割と必要性 まとめ
今回はダイビング経験本数について記事を書きました。ダイビング経験本数とは、現在までに潜ったダイビングのトータルの回数になります。1回=1本と数えます。
例えば1日のなかで40分のダイビングを3回潜ったのであれば、その日のダイビング本数は3本になります。
ダイビングスポットには初級者向け、中級者向け、上級者向けのスポットがあります。例えば、ダイビングスポットによっては100本以上のダイビング経験本数が必要なダイビングスポットもあります。
ダイビング経験本数を数えるのは上級者向けのダイビングスポットに行くためだけではありません。ダイビングライセンスのランクアップにはダイビング経験本数も必要になります。
ダイビングはライセンスのランクだけではなくダイビング経験本数も重要です。経験本数が9本のアドバンスウォーターと経験本数が100本のオープンウォーターでは後者の方が経験が多くスキルや知識も豊富な場合が多いです。
ダイビングライセンスのランク、ダイビング経験本数、そして「最終ダイビング日」も重要です。どんなにダイビングライセンスのランクが高くても、ダイビング経験本数が多くても、最後にダイビングした日から期間が空いていれば注意が必要です。