写真:トウアカクマノミ ハート形の卵
夏のシーズンが近くなり、恩納村のクマノミの仲間が産卵しています。ここ数日の水温は24度ぐらいになります。又、クマノミだけではなく、さまざまな魚が同じタイミングで産卵と孵化をしています。
クマノミは先週ぐらいから孵化も始まっています。クマノミを撮影したい方は、毎年、この時季の撮影もおすすめです。4月下旬ぐらいから卵が多くなります。
まだ、卵を産んだばかりの頃は、動画のようにきれいなオレンジ色の卵です。クマノミの卵はその後に茶色、黒色に変わり目立たなくなります。イソギンチャクの陰に卵を産むのでわかりにくいですが、この時季はクマノミを見つけたら探してみましょう。
孵化が近くなると卵の外側(殻)は透明になります。そして卵のなかにクマノミの稚魚がいるのが分かるようになります。写真でもクマノミの銀色の目が2つあるのがわかります。卵が孵化するまで、クマノミの雄は口づけや胸鰭で水送りの動作を繰り返し、卵の孵化をやさしく刺激します。
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