
今回は知らないと怖いロングショアカレント(沿岸流)を徹底解説します。
ダイビングでは波や流れなどの海洋状況はとても重要になります。ロングショアカレント(沿岸流)とは海岸地形に沿って発生する潮流で岸と平行に流れが発生します。距離の長い砂浜などで発生しやすいのが特徴です。
記事の内容は「ロングショアカレント(沿岸流)とは?」、「ロングショアカレント(沿岸流)の対処法」、「ロングショアカレント(沿岸流)のまとめ」に分けて紹介します。
ロングショアカレント(沿岸流)はとても重要です。ロングショアカレント(沿岸流)を知らないでダイビングを開始してしまうと岸と平行に流されてしまい、エキジットの場所が大きく変わってしまう危険性があります。
最悪の場合はエキジットの場所に無理に進もうとしてエア切れを起こして溺れてしまうかもしれません。
この記事を読むことによってロングショアカレント(沿岸流)について理解して対処法を学ぶことができます。
又、ダイビングでは沖に向かって強い流れが発生するリップカレント(離岸流)にも注意が必要です。巻き込まれてしまうとあっという間に沖へ運ばれてしまうので非常に危険です。以下の記事に記載しているので参考にしてください。
※エントリーはダイビングで海に入ることを指します。又、エキジットは海から上がることを指します。
ロングショアカレント(沿岸流)とは?

ロングショアカレント(Longshore current)とは海岸地形に沿って発生する潮流で岸と平行に流れが発生します。日本語では沿岸流(えんがんりゅう)と言います。
波は通常、やや斜めの角度で岸に向かって発生します。この波によって岸を平行に流れるロングショアカレント(沿岸流)が発生します。小さい波でも速いスピードで連続して入ってくるとロングショアカレント(沿岸流)が発生します。
メカニズム上、距離の長い砂浜などで発生しやすいのが特徴です。ビーチダイビングでエントリーするときは事前にロングショアカレント(沿岸流)が発生しやすい状況でないのか確認するようにしましょう。
ロングショアカレント(沿岸流)の対処法

ロングショアカレント(沿岸流)の対処法は流れの強さに合わせて事前にダイビングの計画を立てるようにします。
流れが強い場合は流れの上流でエントリーして、ダイビングを楽しみ、下流でエキジットします。流れが緩やかであればダイビングの前半は流れに向かって泳いで、後半は流れに乗ってエキジットの場所に戻ります。
重要なのは流れがエキジットにどのように影響するのか事前に計画を立てて備えておくことです。強い流れがあって沿岸の特定の場所でエキジットしなければいけない場合は特に注意が必要です。
又、ロングショアカレント(沿岸流)は水面付近が強くなりやすいです。潜降して水深を深くすれば流れは弱くなります。水底の岩などにつかまりながら移動する方法もあります。
エントリー後、沖へ向かうときにコンパスだけを頼りにしていると、ロングショアカレント(沿岸流)で横に流されてしまい、予定していたエキジットの場所と大きく変わってしまう危険性があります。
水中の地形も覚えて、流されていないか確認しながらダイビングするようにしましょう。
ロングショアカレント(沿岸流)のまとめ

今回は知らないと怖いロングショアカレント(沿岸流)を徹底解説しました。
ロングショアカレント(Longshore current)とは海岸地形に沿って発生する潮流で岸と平行に流れが発生します。日本語では沿岸流(えんがんりゅう)と言います。
ロングショアカレント(沿岸流)の対処法は流れの強さに合わせて事前にダイビングの計画を立てるようにします。
流れが強い場合は流れの上流でエントリーして、ダイビングを楽しみ、下流でエキジットします。流れが緩やかであればダイビングの前半は流れに向かって泳いで、後半は流れに乗ってエキジットの場所に戻ります。
ロングショアカレント(沿岸流)はとても重要です。ロングショアカレント(沿岸流)を知らないでダイビングを開始してしまうと岸と平行に流されてしまい、エキジットの場所が大きく変わってしまう危険性があります。
この記事を読むことによってロングショアカレント(沿岸流)について理解して対処法を学ぶことができます。
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