沖縄では日本で一番早い桜を見ることができます。期間は毎年1月の中旬から咲き始め1月下旬ごろから2月上旬に満開になります。
桜の種類が本州の「ソメイヨシノ」と違い、沖縄は「カンヒザクラ」がほとんどです。カンヒザクラはソメイヨシノに比べ、濃いピンク色で下向きに咲きます。
沖縄の桜まつりは与儀(よぎ)公園の「なはさくらまつり」や美ら海水族館がある本部(もとぶ)町の「もとぶ八重岳桜まつり」が有名です。
今回、紹介するのは沖縄の世界遺産、今帰仁城跡の「今帰仁(なきじん)グスク桜まつり」です。
今帰仁城跡は、沖縄本島の北部、本部半島にある歴史的な城跡です。世界遺産にも登録されたグスクは、沖縄県の県庁所在地である那覇市から車で約1時間30分の距離にあります。
今帰仁城跡の歴史は古く、13世紀までさかのぼるとされています。堅牢な城壁に囲まれたその城は、標高約100メートルに位置し、やんばるの地を守る要の城でした。攀安知(はんあんち)時代に、中山軍(ちゅうざんぐん)に滅ぼされてからは、監守(かんしゅ)が派遣されるようになり、1665年に最後の監守が引き上げてからは、祭りを執り行う場所として残されました。
今帰仁城跡の「今帰仁(なきじん)グスク桜まつり」では、今帰仁城跡とあわせて桜を楽しむことができます。
今帰仁城趾・今帰仁村歴史文化センター
通常期間(1~4、9~12月) 午前8時~午後6時(最終入場午後5時30分)
夏期延長期間(5~8月) 午前8時~午後7時(最終入場午後6時30分)
休日 年中無休
駐車場 無料(約320台収容)
交通 那覇空港から約110km(車で2時間45分)
バス 本部循環線 やんばる急行バス(那覇空港・那覇市内まで乗り換えなしの急行バス)
観覧料
個人 大人600円 中高生450円
団体(10人以上) 大人480円 中高生360円
小学生以下 無料
ホームページ 世界遺産 今帰仁城跡(公式サイト)
沖縄の世界遺産「今帰仁城跡」は、恩納村から車で約1時間ほどになります。周辺には美ら海水族館など観光地もあります。ダイビング後の観光や、最終日などの観光とあわせて足を運んでみてください!