沖縄は一年を通じて温暖な気候です。ダイビングも年間を通じて楽しむことが可能です。日本国内のなかでは四季の変化が少ない地域ですが、ダイビングは時期によって行ける確率の高いダイビングスポットや見れる生物に違いがあります。
今回は9月の沖縄のダイビングについての特徴を解説します。9月の天候や服装について、9月の水温と透明度、9月の観光客の数、9月におすすめの沖縄のダイビングスポット、9月のサンゴの白化現象に分けて記載します。
沖縄のダイビングを何月にしようか悩んでいる方、もしくはすでに9月に予定があり特徴や見所を知りたい方に必見の内容です。
「沖縄のダイビングは何月が1番おすすめですか?」と良く聞かれます。沖縄の時期にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。ダイバーの方が何を求めているのかによって答えは違うのかもしれません。
それぞれの時期に特徴や見所があります。個人的には全ての時期がおすすめです!
目次
沖縄のダイビングでおすすめの時期については、以下の記事も合わせて読むとおすすめです。
9月の天候や服装について
9月の沖縄も引き続き、夏真っ盛りで、高い気温と湿度が特徴的です。平均気温や最高気温も年間で最も高い時期になります。
沖縄の夏は本州とは異なり、海からの風が常に流れ込んでいるため、熱い空気がこもりにくい環境にあります。この風通しの良さにより、暑さが極端に感じられないことが特徴です。
ここ数年は地球温暖化の影響により本州の方が最高気温が高い日が続いています。
9月の沖縄の服装はTシャツやノースリーブ、短パンなど軽装が一般的です。肌の露出が多いほど日焼けのリスクが高まります。長袖の薄手の服を着用することで、肌を紫外線から守るだけでなく、直射日光を避けてジリジリとした暑さを和らげる効果もあります。
紫外線対策として日焼け止めクリームの使用やサングラス、帽子、日傘の利用も非常に有効です。海に入る前は環境を守るため日焼け止めクリームの使用は避けましょう。
夏の沖縄で気を付けなくてはいけないのは台風です。9月は台風の発生が多い時期です。台風は気まぐれで思わぬ方向に進路を変えることもあるので、柔軟に予定の変更ができるようにしておくと安心です。
沖縄のダイビングと台風については以下の記事に詳しく紹介しています。
9月の観光客やダイバーの数
9月の沖縄は夏本番で非常に賑やかです。沖縄旅行のトップシーズンになります。観光客はもちろん、ダイバーの数も多いです。ダイビングなどのアクティビティに最適な季節です。
中学生や高校生の夏休みは終わるため家族旅行が減り、大学生や社会人などが増えます。
ダイビングスポットもダイバーが多いため、インストラクターやバディをはぐれてしまう危険性も高くなります。
インストラクターやバディとはぐれたとき(ロスト)は相手を探すのは1分以内になります。見つからなかったら浮上して水面で合流するというのが一般的なルールです。
ダイビング中に迷子になってしまった時の対処法は以下の記事を参考にして下さい。
9月の水温と透明度
沖縄の9月の水温は28度前後になります。1年間のなかで最も水温が高い時期になります。3ミリのウェットスーツがおすすめです。9月の後半は女性の方や寒がりな方は5ミリでも良いです。
シーガル(半袖)やスプリング(半袖・短パン)のウエットスーツで露出が多くなりすぎてクラゲに刺されないように注意しましょう。
9月の透明度は水温が高いため、プランクトンが多くなり、冬場と比べると高くはないです。しかし、台風によって水が掻き混ざった後は驚くほど透明度が高いタイミングもあります。
9月におすすめの沖縄のダイビングスポット
ダイビングスポットは時期によって行けるダイビングスポットが変化します。夏場は南風の日が多く、冬場は北風の日が多いためです。9月の沖縄は南風の日がほとんどのため、人気のダイビングスポットに行ける可能性が高いです。
沖縄本島は石垣島や宮古島など他の離島と比べると、とても大きいです。台風が近くにあり、風が強くても、風向きと反対の沖縄本島の陰のダイビングスポットに行けば穏やかなことがほとんどです。
9月におすすめのダイビングスポットを以下に記載します。
- 沖縄北谷海底遺跡「海底ピラミッド」ミステリースポット
- 沖縄本島の恩納村・真栄田岬「青の洞窟」 ファンダイビング
- 沖縄の恩納村「万座」の神秘的な洞窟ダイビング
- 「水納島」or「瀬底島」沖縄北部の離島ダイビング
- 地形派の聖地「伊江島ダイビング」・遠征ファンダイビング
- エモンズ(USS Emmons)ダイビング【水深40M】沖縄の沈没船
- 辺戸岬ドーム・宜名真鍾乳洞 沖縄最後の秘境
辺戸岬ドーム・宜名真鍾乳洞 沖縄最後の秘境
沖縄の9月の海況は安定します。遠征メニューやドリフトダイビングを楽しむチャンスです。
辺戸岬のダイビングは恩納村から約1時間30分、沖縄最北端の辺戸岬のダイビングです。「辺戸岬ドーム」「辺戸岬キャニオン」「二神岩」、「茅打ちバンタ」などのポイントがあります。すべてドリフトダイビングになるため、中級者向けのダイビングスポットです。
辺戸岬ドームは「宜名真海底鍾乳洞」と呼ばれる海底洞窟があります。昔から有名な辺戸岬ドームの海底鍾乳洞は約2万年前の旧石器の遺跡が発見され、かつては陸上だったことが学会で発表された貴重な場所でもあります。
当ショップでの集合時間は朝6時30分になります。早朝からのツアーのため、宿泊施設は恩納村などの当ショップ近郊がおすすめです。又、沖縄本島北部の港で「宜名真漁港」の現地集合も可能です。
1名様の場合はシングルチャージ別途11000円(税込)でご案内可能です。当日に他の参加者が集まった場合は発生しません。参加者が集まらない場合は他メニューへの変更も可能です。お1人様からリクエスト下さい。
辺戸岬のダイビングスポットの参加条件は最終ダイビング日から1年以内、ダイビング経験本数は最低40本以上、ドリフトダイビングの経験が必要になります。ご用意する物はダイブコンピューター、水中ライト、シグナルフロートなどが必須になります。レンタルも可能です。
当ショップのご利用が初めての方は簡単なチェックダイブが必要になる場合があります。ダイビング日は2日間以上でご参加ください。リピーターのお客様は1日のみのご参加でもご案内可能です。
【9月】沖縄のダイビングでおすすめの時期 まとめ
9月の沖縄も引き続き、夏真っ盛りで、高い気温と湿度が特徴的です。平均気温や最高気温も年間で最も高い時期になります。
9月の沖縄は夏本番で非常に賑やかです。沖縄旅行のトップシーズンになります。観光客はもちろん、ダイバーの数も多いです。ダイビングなどのアクティビティに最適な季節です。
中学生や高校生の夏休みは終わるため家族旅行が減り、大学生や社会人などが増えます。
沖縄の9月の水温は28度前後になります。1年間のなかで最も水温が高い時期になります。3ミリのウェットスーツがおすすめです。9月の後半は女性の方や寒がりな方は5ミリでも良いです。
9月の透明度は水温が高いため、プランクトンが多くなり、冬場と比べると高くはないです。9月の沖縄は南風の日がほとんどのため、人気のダイビングスポットに行ける可能性が高いです。
沖縄の9月の海況は安定します。遠征メニューやドリフトダイビングを楽しむチャンスです。
辺戸岬のダイビングは恩納村から約1時間30分、沖縄最北端の辺戸岬のダイビングです。「辺戸岬ドーム」「辺戸岬キャニオン」「二神岩」、「茅打ちバンタ」などのポイントがあります。すべてドリフトダイビングになるため、中級者向けのダイビングスポットです。
辺戸岬ドームは「宜名真海底鍾乳洞」と呼ばれる海底洞窟があります。昔から有名な辺戸岬ドームの海底鍾乳洞は約2万年前の旧石器の遺跡が発見され、かつては陸上だったことが学会で発表された貴重な場所でもあります。