今回は、恩納村の現地ガイドが絶対におすすめの穴場のビーチを厳選して紹介をします。恩納村は沖縄本島の西海岸に位置します。南北27.4km、東西4.2kmと細長い村になります。
恩納村の海岸は「沖縄海岸国定公園」にも指定されています。さらに海域については稀少なサンゴや色彩豊かな魚類が豊富に生息しているため、「海域公園地区」として指定されています。また、一部の動植物については、採取・捕獲が規制されています。
現地ガイドが絶対におすすめの穴場のビーチは、裏真栄田(ウラマエビーチ)、ザネー浜「Beach51」、アポガマ(マーメイドグロット)の3選になります。魚影の濃さ、珊瑚の多さ、透明度は絶対におすすめです。
恩納村には数多くの人気のビーチがあります。ミッションビーチ、恩納村海浜公園ナビービーチ、ダイヤモンドビーチ、万座ビーチ、冨着ビーチ、ムーンビーチ、マリブビーチ、タイガービーチなどが有名です。
有名なビーチのように設備(駐車場・トイレ・シャワーなど)は整っていません。又、監視員がいないため注意が必要です。海に入る場合は、自己責任で必ず単独は避けて、ライフジャケットを装備して、緊急用に携帯電話は携帯して下さい。
目次
裏真栄田(ウラマエビーチ)って知ってる?
有名な「真栄田岬」は岬の東側に青の洞窟があり、ダイビングスポットとしても広く利用されています。このビーチは反対の西側に位置していて名前の由来通り「裏」に位置します。
ダイバーの間では裏真栄田や裏真栄田ビーチと名付けられ、略して「ウラマエ」や「ウラマエビーチ」とも言われています。
裏真栄田(ウラマエダ)はとにかく魚影が濃く、オヤビッチャやルリスズメダイ、チョウチョウウオ、クマノミ、カエルウオやギンポの仲間がいます。インリーフは潮が引くとタイドプール(潮だまり)になるため、小さい子供も一緒に遊ぶことができます。
すぐ隣には写真映えスポットとしても人気のザネー浜「Beach51」があります。又、以前はビーチの入り口に番号が書いてある看板があったことから「裏真栄田」を1番、隣のビーチを2番、「ザネー浜」を3番とも言います。
裏真栄田(ウラマエ)ビーチの行き方
裏真栄田(ウラマエビーチ)は那覇空港や那覇市内からの場合は国道58号を恩納村に向けて北上します。那覇市内から車で約60分ほどの距離になります。左手側に琉球村の看板がある「親志」の交差点を左折しで真栄田岬を目指します。
裏真栄田(ウラマエビーチ)には駐車場がないため、近くの真栄田岬の駐車場に車を止めます。以前、裏真栄田(ウラマエビーチ)の付近で路上駐車が多く、救急車が通れなくてトラブルが起きたことがあります。
地元の方々に迷惑をかけないように必ず真栄田岬の駐車場を利用するようにして下さい。真栄田岬の駐車場からは徒歩5分ぐらいです。駐車場から出て、さとうきび畑を海側に歩くとすぐにビーチの入り口があります。
裏真栄田(ウラマエビーチ)の基本情報
裏真栄田(ウラマエビーチ)には監視員はいなく、駐車場やお手洗いもありません。真栄田岬の駐車場まではすぐ近くなので真栄田岬の施設を使用すると便利です。ビーチで遊ぶときは真栄田岬の施設にシャワーもあります。
住所 沖縄県恩納村字真栄田469−1
TEL 098-982-5339
乗用車用180台の駐車スペースを完備しています。
普通車 最初の1時間 100円 以降、60分毎に 100円
駐車場利用時間 7:00〜17:30
トイレ(一般用・障害者用)・シャワー室・更衣室・コインロッカーを完備。
シャワー室は男女各10室あり、温水シャワーをご利用いただけます。
ザネー浜「Beach51」インスタ映えスポット
ザネー浜「Beach51」は恩納村の有名な真栄田岬のすぐ近くにある自然のビーチが広がる絶景スポットです。
ザネー浜の由来は、真栄田自治会によるとかつてジュゴンが生息していた浜のためザネー浜と名付けられました。沖縄の方言でジュゴンや人魚のことを「ザン」や「ザネー」と言います。ネットではジュゴンを見張っていた展望台だった説があります。
道なりに、まっすぐに進むと自然にできた展望台のような地形の場所に辿り着きます。道は狭く周囲の地形は海に向けてどんどん低くなります。柵や手すりはありません。つまずいて転落しないように注意して下さい。
自然の展望台からはエメラルドグリーンの海が見渡せます。インスタ映え間違いなしの絶景が広がります。カメラは広角のレンズなどがあるとおすすめです。CMやテレビのロケ地、雑誌の撮影などでも人気です。
そして、道なりに進み、右側の階段を降りると自然のビーチに辿り着きます。かつてジュゴンが生息したビーチは現在もとても綺麗です。遠浅で珊瑚や熱帯魚も多くシュノーケリングも楽しめます。
しかし、監視員はいないので流されてしまったり、溺れても、救助に時間がかかります。洞窟やビーチで足が届く範囲で遊ぶのは問題ありませんが、シュノーケリングやダイビングは現地のガイドの引率がない場合は絶対に行わないようにして下さい。
自然のビーチには洞窟があり、戦争当時に砲座を置くために穴が開けられた岩の窓があります。貴重な戦争遺跡として恩納村の文化財になっています。ここでの焚火やキャンプは禁止です。マナーを守って訪問しましょう。
岩の窓は大人気のインスタ映えスポットです。ザネー浜「Beach51」はこの岩の窓をインスタグラムにアップするために全国から観光客が訪れています。岩の窓から見える海はとても神秘的です。夕日の時間帯もおすすめです。
ザネー浜「Beach51」の行き方
ザネー浜「Beach51」は那覇空港や那覇市内からの場合は国道58号を恩納村に向けて北上します。那覇市内から車で約60分ほどの距離になります。左手側に琉球村の看板がある「親志」の交差点を左折しで真栄田岬を目指します。ザネー浜「Beach51」には駐車場がないため、近くの真栄田岬の駐車場に車を止めます。
真栄田岬の駐車場からは徒歩5分ぐらいです。駐車場から出て、さとうきび畑を海側に歩くとイタリア料理店の「Pizzeria da Enzo」が見えてくるので、右に曲がります。以前は目印に「3」と数字が書かれた案内板がありましたが現在はありません。
以前、ザネー浜「Beach51」付近で路上駐車が多く、救急車が通れなくてトラブルが起きたことがあります。地元の方々に迷惑をかけないように必ず真栄田岬の駐車場を利用するようにして下さい。
ザネー浜「Beach51」の基本情報
ザネー浜「Beach51」には監視員はいなく、駐車場やお手洗いもありません。真栄田岬まではすぐ近くなので真栄田岬の施設を使用すると便利です。ビーチで遊ぶときは真栄田岬にシャワーもあります。
住所 沖縄県恩納村字真栄田469−1
TEL 098-982-5339
乗用車用180台の駐車スペースを完備しています。
普通車 最初の1時間 100円 以降、60分毎に 100円
駐車場利用時間 7:00〜17:30
トイレ(一般用・障害者用)・シャワー室・更衣室・コインロッカーを完備。
シャワー室は男女各10室あり、温水シャワーをご利用いただけます。
アポガマ(マーメイドグロット)・自然の洞窟
恩納村の有名な観光名所「万座毛」の近くには、「アポガマ」と呼ばれる自然の洞窟とビーチがあります。アポガマは外国人の間では「マーメイドグロット」とも呼ばれています。
アポガマの由来は沖縄本島の中南部では大きいを「オホと書いてウフ」と言い、山原の言葉で「はひふへほ」は「ぱぴぷぺぽ」と発音します。沖縄の言葉は「え」と「お」の短母音は「い」と「う」に吸収されます。ガマは沖縄の言葉で洞窟の意味のため、アポガマは大きい洞窟の意味になります。
アポガマのある場所は「恩納通信所跡地」と呼ばれ、20数年前までは米軍の所有地でした。今でも米軍に所属しているダイバーが良く訪れることから外国人の間ではマーメイドグロット「Mermaid Grotto 」とも呼ばれています。マーメイドグロットは日本語で「人魚の洞窟」になります。
アポガマ(マーメイドグロット) は大きな洞窟や自然のビーチがあり、とても写真映えする場所です。浅瀬には珊瑚が広がり、濃い青色の魚でルリスズメダイが多くいます。浅瀬の珊瑚付近では毎年何千匹ものキビナゴの群れが発生します。
そして、浅瀬のキビナゴの群れを追いかけてイソマグロ、カスキアジ、ロウニンアジなどの回遊魚が回ってきます。ナンヨウブダイやグルクンの群れは常時見ることができます。
アポガマ(マーメイドグロット) の行き方
アポガマ(マーメイドグロット) は那覇空港や那覇市内からの場合は国道58号を恩納村に向けて北上します。那覇市内から車で約60分ほどの距離になります。恩納村役場を越えて万座毛の信号を左折します。
万座毛方面へ道なりに車で数分ほど進み「情報通信機構・沖縄電磁波技術センター」の看板を左折します。
農道を海側に進むと「情報通信機構・沖縄電磁波技術センター」があります。車で行けるのはここまでになります。駐車場はありません。周囲は人が少なく、車上あらしなども多いので車の中に貴重品は置かないようにしてください。
農道に入ってすぐの「まんざ公園」には駐車場があります。まんざ公園からアポガマまでは徒歩で20分ぐらいです。アポガマにはお手洗いやシャワーはありません。まんざ公園のお手洗いが最も近いです。
アポガマ(マーメイドグロット) の離岸流
アポガマ(マーメイドグロット) は離岸流(リップカレント)に注意しなければいけません。離岸流(リップカレント)は沖に向かっていく流れで気が付くと岸へ戻れなくなってしまう可能性があります。
アポガマの付近では毎年のように離岸流(リップカレント)で沖に流される事故が多発しています。まんが「遊戯王」作者・高橋和希が少女を助けて溺れた場所としても有名です。
アポガマ(マーメイドグロット)は離岸流(リップカレント)が起きやすい地形です。洞窟やビーチで足が届く範囲で遊ぶのは問題ありませんが、シュノーケリングやダイビングは現地のガイドの引率がない場合は絶対に行わないようにして下さい。
恩納村でおすすめの穴場のビーチ まとめ
今回は、恩納村の現地ガイドが絶対におすすめの穴場のビーチを厳選して紹介をしました。
現地ガイドが絶対におすすめの穴場のビーチは、裏真栄田(ウラマエビーチ)、ザネー浜「Beach51」、アポガマ(マーメイドグロット)の3選になります。魚影の濃さ、珊瑚の多さ、透明度は絶対におすすめです。
有名なビーチのように設備(駐車場・トイレ・シャワーなど)は整っていません。又、監視員がいないため注意が必要です。海に入る場合は、自己責任で必ず単独は避けて、ライフジャケットを装備して、緊急用に携帯電話は携帯して下さい。
裏真栄田(ウラマエダ)はとにかく魚影が濃く、オヤビッチャやルリスズメダイ、チョウチョウウオ、クマノミ、カエルウオやギンポの仲間がいます。インリーフは潮が引くとタイドプール(潮だまり)になるため、小さい子供も一緒に遊ぶことができます。
ザネー浜「Beach51」は自然の展望台からエメラルドグリーンの海が見渡せます。インスタ映え間違いなしの絶景が広がります。カメラは広角のレンズなどがあるとおすすめです。CMやテレビのロケ地、雑誌の撮影などでも人気です。
自然のビーチには洞窟があり、戦争当時に砲座を置くために穴が開けられた岩の窓があります。貴重な戦争遺跡として恩納村の文化財になっています。
アポガマ(マーメイドグロット) は大きな洞窟や自然のビーチがあり、とても写真映えする場所です。浅瀬には珊瑚が広がり、濃い青色の魚でルリスズメダイが多くいます。浅瀬の珊瑚付近では毎年何千匹ものキビナゴの群れが発生します。
裏真栄田(ウラマエダ)、ザネー浜「Beach51」、アポガマ(マーメイドグロット)は3箇所とも離岸流(リップカレント)に注意しなければいけません。離岸流(リップカレント)は沖に向かっていく流れで気が付くと岸へ戻れなくなってしまう可能性があります。
洞窟やビーチで足が届く範囲で遊ぶのは問題ありませんが、シュノーケリングやダイビングは現地のガイドの引率がない場合は絶対に行わないようにして下さい。
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