恩納村を代表する観光スポットの「万座毛」の近くに恩納村指定文化財の「ウドゥイガマ」と呼ばれる洞穴(ガマ)があります。万座毛は多くの観光客で賑わいますが、ウドゥイガマは観光客がほとんどいない神聖な洞窟(洞穴)のパワースポットです。
今回はウドゥイガマの行き方、ウドゥイガマの由来、ウドゥイガマの魅力について記事を書きます。これから恩納村でウドゥイガマに行く予定の方、穴場的な観光場所やパワースポットをお探しの方には必見の内容です。
ウドゥイガマの行き方
ウドゥイガマは那覇空港や那覇市内からの場合は国道58号を恩納村に向けて北上します。那覇市内から車で約60分ほどの距離になります。恩納村役場を越えて万座毛の信号を左折します。
万座毛方面へ道なりに車で数分ほど進み「情報通信機構・沖縄電磁波技術センター」の看板を左折します。
農道を右折して海側に進むと封鎖された道路があります。車で行けるのはここまでになります。駐車場はありません。封鎖された道路を越えるとすぐ左手にウドゥイガマがあります。
周囲は人が少なく、車上あらしなども多いので車の中に貴重品は置かないようにしてください。
農道に入ってすぐの「まんざ公園」には駐車場があります。まんざ公園からウドゥイガマまでは徒歩で15分ぐらいです。
※以前は万座毛の駐車場から車でウドゥイガマまで行けましたが現在は封鎖されています。


ウドゥイガマの由来
ウドゥイガマの入り口には看板があり、ウドゥイガマの由来が書かれていました。現在は看板が破損していて読めません。「ウドゥイ」とは、沖縄の方言で「踊り」を意味しています。「ガマ」は沖縄の方言で「洞穴」を意味しています。
恩納村指定 民族文化財 ウドゥイガマ
「ウドゥイガマの由来は、恩納区の八月村芝居の演目を練習した場所であったことからその名がつけられました。琉球石灰岩の海食洞穴のガマで、その広さは大人20名程が車座できるほどです。
八月村芝居の古典舞踊と組踊りに配役されたガマシンカと呼ばれる者たちが、旧暦8月1日から10日後の本番まで稽古したと言われ、村芝居の際にはこの場所から旗頭を先頭に道ジュネーに入っていました。
現在、ここでの練習はありませんが、村芝居を当日演じる前に踊りを奉納します。現在も地域行事とかかわる重要な場所として大切にされています。」
ウドゥイガマの魅力
ウドゥイガマの洞窟(洞穴)のなかには階段を下りて進みます。洞窟の外の植物は葉がギザギザしているので、半そでや水着の時には注意が必要です。階段の下は暗く滑りやすいので足元にも注意してください。
洞窟の広さは奥行は約15M、幅は約5M~6M、高さは2M~3Mほどになります。洞窟は夏場でも涼しく、洞穴の入り口からは太陽の光が差し込みます。洞穴を抜けて琉球石灰岩の大きな岩をいくつか越えると海に出ます。
ウドゥイガマの沖はダイバーの間で「アポガマ」と呼ばれるダイビングスポットになります。ウドゥイガマの近くにアポガマと呼ばれる巨大な洞窟があり、ダイビングスポットの名前の由来になっています。
アポガマのダイビングスポットは岸から約50Mほど沖でドロップオフ(崖)になってい海底は約35Mほどになります。水中にはいくつもの洞窟があり、ホワイトチップなどのサメの住処になっています。
周囲の海は離岸流(リップカレント)が起きやすいエリアです。岸から沖へ向かって流れが起きやすいため、現地のガイドの引率がない場合は絶対に海には入らないようにして下さい。
ウドゥイガマ【恩納村指定文化財】のまとめ
今回は恩納村指定文化財の「ウドゥイガマ」と呼ばれる洞穴(ガマ)について記事を書きました。
万座毛は多くの観光客で賑わいますが、ウドゥイガマは観光客がほとんどいない、穴場的で神聖な洞窟(洞穴)のパワースポットです。周囲は人が少なく、車上あらしなども多いので車の中に貴重品は置かないようにしてください。
「ウドゥイ」とは、沖縄の方言で「踊り」を意味しています。「ガマ」は沖縄の方言で「洞穴」を意味しています。村芝居の演目を練習した場所であったことからその名がつけられました。
洞窟(洞穴)の広さは奥行は約15M、幅は約5M~6M、高さは2M~3Mほどになります。洞窟のなかは夏場でも涼しく、洞窟の入り口からは太陽の光が差し込みます。
周囲の海は離岸流(リップカレント)が起きやすいエリアです。岸から沖へ向かって流れが起きやすいため、現地のガイドの引率がない場合は絶対に海には入らないようにして下さい。
現在も恩納村の行事とかかわる重要な場所として地元の方々に大切にされています。決してゴミなどは捨てないようにマナーを守って訪れるようにしてください。
投稿日: 2022年01月08日
最終更新: 2024年02月02日
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