写真:辺戸岬ドームのエアードーム
レベル:中級者から 最少催行人数:2名様 オプションダイブ:6600円(税込) 器材フルレンタル:3300円(税込)
恩納村から約1時間30分、沖縄最北端の辺戸岬でファンダイビング。「辺戸岬ドーム」「辺戸岬キャニオン」「二神岩」、「茅打ちバンタ」などのポイントがあります。すべてドリフトダイビングになるため、中級者向けのダイビングスポットです。辺戸岬ドームは「宜名真海底鍾乳洞」と呼ばれる海底洞窟があります。昔から有名な辺戸岬ドームの海底鍾乳洞は約2万年前の旧石器の遺跡が発見され、かつては陸上だったことが学会で発表された貴重な場所でもあります。
当ショップでの集合時間は朝6時30分になります。早朝からのツアーのため、宿泊施設は恩納村などの当ショップ近郊がおすすめです。又、沖縄本島北部の港で「宜名真漁港」の現地集合も可能です。
1名様の場合はシングルチャージ別途11000円(税込)でご案内可能です。当日に他の参加者が集まった場合は発生しません。参加者が集まらない場合は他メニューへの変更も可能です。お1人様からリクエスト下さい。
写真:辺戸岬ドームの海底鍾乳石
辺戸岬のダイビングスポットの参加条件は最終ダイビング日から1年以内、ダイビング経験本数は最低40本以上、ドリフトダイビングの経験が必要になります。ご用意する物はダイブコンピューター、水中ライト、シグナルフロートなどが必須になります。レンタルも可能です。当ショップのご利用が初めての方は簡単なチェックダイブが必要になる場合があります。ダイビング日は2日間以上でご参加ください。リピーターのお客様は1日のみのご参加でもご案内可能です。
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ファンダイビング 7つの特典
- 一人旅や少人数参加の方が多いプライベートスタイルです。お一人様から気軽にご参加下さい。
- ブランクがあるダイバーや経験が少ない方も安心して参加できるように全力でサポートします。
- 当ショツプのリピーター様は、ファンダイビング10%OFF、器材レンタル50%OFFになります。
- 人気のデジタルカメラTGシリーズ、撮影用の水中ライトやストロボもレンタルできます。
- ダイブコンピューターやシグナルフロート、度付きマスクもレンタルが可能です。
- 沖縄本島中部方面を無料で送迎します。※一部地域有料:お1人様1日1500円(税込)
恩納村、うるま市、読谷村、嘉手納町、沖縄市、北谷、北中城村、名護市など - 当ショップのファンダイビングに参加したお客様限定でダイビング器材の格安販売をしています。
辺戸岬のダイビングスポット
写真 : 沖縄最北端 辺戸岬
辺戸岬には、「辺戸岬ドーム」、「辺戸岬キャニオン」、「二神岩」、「茅打ちバンタ」などのポイントがあり、すべてドリフトダイビングのスタイルになります。ドリフトダイビングでは、フリー潜降、中性浮力のスキルは必須になります。スキルに不安のある方は前日にスキルアップをしてから参加するのがおすすめです。
辺戸岬のダイビングは基本的に、南風や東風の日がおすすめです。又、「辺戸岬ドーム」、「茅打ちバンタ」は北風の日でも波が低ければ、出港率は高いです。当日に海況が悪い場合は他メニューのご案内になります。
辺戸岬のダイビングスポットは、未開拓でダイバーが少なく、ロマンと謎に溢れるポイントばかりです。透明度は40Mを超える日も多いです。陸上から見える断崖絶壁が水中まで続き、ダイナミックで地形的なポイントが多いです。
辺戸岬ドーム・宜名真海底鍾乳洞
辺戸岬ドームは、正式には「宜名真海底鍾乳洞」と呼ばれる海底洞窟になります。港から10分ほどで到着します。昔から有名な辺戸岬ドームの海底鍾乳洞は約2万年前の旧石器の遺跡が発見され、かつては陸上だったことが学会で発表された貴重な場所でもあります。発見当時は琉球新報の記事にも大きく掲載されました。洞窟内の壁が黒く変色した部分は旧石器時代の人達が火を使ったときの煤(すす)の痕跡ではないかと考えられています。又、発見当初から鍾乳石が人為的に折られた部分が発見されています。もしかしたら、旧石器人が生活のために折った跡なのかもしれません。
壁づたいに北の方向へ向かうと水深15Mほどに辺戸岬ドームの入り口があります。入り口付近は釣り人が釣り糸を垂らしているので注意が必要です。入り口から進むと巨大な広場があり、暗闇のなかはさらに奥へいくつかの道に分かれています。明るいライト、バックアップのライトが必要です。途中からどんどん上へ向かって行き深度が浅くなり、海水と淡水が交じり貴重なケモクラインを体験できます。さらに進むと浮上できるエアードームが出現します。
エアードームは直経約8M、高さ10Mほどでドーム状になった壁には巨大な鍾乳石が広がり、まるでタイムスリップしたかのように異次元の世界を感じることができます。エアードームのなかは空気があり、レギュレーターを外すことができます。温度は年間を通じて変化は少なく、冬の水温より暖かいです。
巨大な鍾乳洞は黄金に輝き、見事な造形美を作り出していて、何度入っても神秘的な場所です。エアードーム内では現在も鍾乳石が成長しています。貝塚が見られたり、水中では育つことのない鍾乳石が海底からそびえ立っていたり、2万年前は陸上だったことが想像できます。ドーム内では新種のコオロギも発見されています。
写真:シルトの部屋(海底からそびえ立つ鍾乳石)
辺戸岬ドームは貴重な鍾乳石を傷つけないように中性浮力や周囲への注意をできるようになってから、行ってほしいボイントになります。水底の砂や泥を巻き上げないようにフィンキックする技術も必要になります。シルト(泥)の部屋と呼ばれる空間では水中ライトを持っていても、一度濁らせてしまうと何も見えなくなり、方向感覚を失ってしまいます。ケーブダイビングの知識や経験を持っていることが望ましいです。
辺戸岬ドームの沖のドロップオフは透明度が非常に高く、イソマグロ、ロウニンアジ、ナポレオンなどの大物、スジアラ、ツムブリ、タカサゴ、カスミチョウチョウウオの群れが見られます。
二神岩
写真:二神岩のメインの岩
二神岩までは港から約15分ほどで到着します。辺戸岬灯台のすぐ先に見える露出岩で巨大な塔のような根が2つ並んで水中にそびえ立ちます。根のトップで水深3M、根の下は35Mほどです。巨大な根のまわりでは、キンギョハナダイ、ハナゴイ、カスミチョウチョウウオなどの群れが綺麗です。
流れてることが多く、辺戸岬のダイビングスポットのなかでも流れが強いダイビングスポットです。潮の流れに当たるとグルクンの群れやイソマグロなどの大物も期待できます。浅瀬ではウミガメの確立も高いです。
辺戸岬キャニオン
写真:辺戸岬キャニオンのアーチ
辺戸岬キャニオンは辺戸岬のダイビングスポットのなかでは最も外洋側に面したダイビングスポットです。南風の穏やかな日に行けます。港からの移動時間は約20分ほどです。透明度は最も高いことが多く、40Mを超える日もあります。水深は10Mから、あっという間に45Mまであります。エントリー地点には辺戸岬キャニオンのメインとなる巨大なアーチがあります。
グランドキャニオンのような地形が広がり、巨大な根が連なり、吸い込まれそうな感じさえします。宇宙遊泳のような気分を味わえます。ナポレオン、ロウニンアジ、ウミガメなど、大物遭遇率もとても高いです。
辺戸岬ダイビングスポット・まとめ
辺戸岬のダイビングスポットは全体的に透明度が高く、潮の流れが当たり、魚の群れも多いです。魚影も濃く、ナポレオン、ウミガメ、イソマグロ、ロウニンアジ、バラクーダなどの大物の出現率も高いです。又、マンタやジンベエザメの目撃例もあります。
辺戸岬ドーム(宜名真鍾乳洞)はテクニカルダイビングのカバーンダイビングにもおすすめです。中級者以上のスキルが必要になりますが、未開拓でロマンが溢れる、沖縄本島で最後の秘境ポイントです。是非、ダイバーの皆様からの辺戸岬ダイビングのリクエストをお待ちしております。
当ショップのファンダイビングは全て完全少人数制なので初めての方も安心してお越しください。一人旅や経験の少ないビギナーの方がメインのコースです。お一人様から是非ご参加ください。