
【恩納村・万座方面のダイビングポイント】 おすすめ度 ★★★★★ 難易度 ★★★
ホーシューは豪快なドロッポオフが特徴です。ドロップオフの水底はあっという間に水深40メートルを越えます。中性浮力で中層を泳ぐとまるで宇宙遊泳をしているかのように感じることができます。ドロップオフから少し離れた巨大な岩が上から身下ろすと馬のひずめ(ホースシューズ)ように見えることからホースシューズと呼ばれ、現在はホーシューと呼ばれています。
ホーシューはボートとビーチの両方からダイビングが可能です。ボートの場合は恩納村の万座毛付近の港や瀬良垣漁港からアクセスします。ビーチの場合は恩納村の有名な観光名所「万座毛」の駐車場からお手洗いを左折して約10分ほど進みます。しばらく舗装されていない道が続きます。
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ビーチの場合は、ホーシューの由来になったホースシューズの岩近くにエントリーするホーシューのメイン側と、釣り小屋が集まるホーシュー北側の2箇所がエントリー場所になります。どちらも琉球石灰岩の断崖で足元がとても悪いのでブーツは必須になります。体力も必要になるのでボートダイビングの方が楽にエントリーできます。
ホーシューの北側は「ホーシュー釣り小屋下」、「万座鍾乳洞」「恩納鍾乳洞」、「トライアングルホール」など、さまざまなポイン名の通称で呼ばれています。アメリカ人はエントリー口がトイレの便器に似ているから、「トイレットボウル」とも呼んでいます。カバーンダイビングやサイドマウントダイビングも楽しいです。
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釣り小屋下では大きな釣り針や釣り糸にとても注意が必要です。ダイビングナイフは必須になります。ウミガメの遭遇率が高く、メジロザメの仲間であるカマストガリザメが名物です。カマストガリザメは多いときは複数で見られます。普通は危険ではないですが、ときに人を攻撃することがあるので近づき過ぎないように注意が必要です。
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ホーシューは、やや潮が流れやすく、透明度が平均して高いことが多いポイントです。とくに透明度が高い時のドロップオフはとても気持ち良く、恩納村でおすすめのダイビングスポットです。ドロップ沿いではイソマグロ、ツムブリ、カスミアジ、バラクーダなどの群れに遭遇することもあります。
ホーシューのポイントのまわりには施設はなく、監視する人もいません。通常の海水浴場やビーチにはない危険があります。現地のガイドなしでは海に入らないようにしてください。
恩納村のホーシューへは当ショップのファンダイビングで恩納村・万座方面ボートダイビングのメニューでリクエスト可能です。是非お一人様から気軽にリクエストください。