沖縄でダイビングライセンス(Cカード)を取得するためには、ダイビングショップのダイビングライセンスを取得するためのコースへ参加します。一般的には「オープンウォーター」というコースに受講することになります。
沖縄県のダイビングショップは水難事故の防止、遊泳者の安全の確保のために公安委員会への届出が義務付けられています。現在、沖縄県では沖縄本島と離島を含めて1093件のダイビングショップが届出を提出しています。(2023年06月)
沖縄でダイビングライセンス(Cカード)の「オープンウォーター」を取得するためには、1000件以上のダイビングショップから自分に合ったダイビングショップを選ばなければいけません。
ダイビングライセンスを取得するためのコースが満足できて楽しい思い出になれば、今後もダイビングしたいと考えると思います。しかし、自分に合わないダイビングショップや悪質なダイビングショップを選んでしまった場合は二度とダイビングしたくないと考えてしまうかもしれません。
今回は沖縄でダイビングライセンスを取得するために、ダイビングライセンスとは何か?一般的なスケジュールや料金の相場、悪質なダイビングショップ、後悔しないためのダイビングショップの選び方を徹底解説します。
これから沖縄でダイビングライセンスを取得しようとしている方には必ず読んでほしい内容です。
目次
ダイビングライセンスとは何か?
ダイビングのライセンスは「Cカード」とも呼ばれ、正式名称はCertification Cardになり、認定証の意味になります。はじめてのダイビングライセンスは一般的に「オープンウォーター」と呼ばれるCカードの種類になります。
オープンウォーターは取得すると最大で水深18Mまでバディ(ペア)を組んでダイビングを楽しめるダイビングライセンスになります。又、取得後はダイビングショップでファンダイビングと呼ばれるダイビングライセンスを持っている方向けのコースに参加できるようになります。
ダイビングライセンスはダイビングインストラクターがダイビングライセンスを取得するためのコースを開催して、ダイビング教育機関に申請を提出して発行されます。ダイビング教育機関にはCMAS、NAUI、SSI、BSAC、PADI、SDIなどのさまざまな機関があり、Cカード協議会に加盟しています。
短期間で取得が可能な「ベーシックダイバー」やオープンウォーターの次のステップで「アドバンスウォーター」と呼ばれるダイビングライセンスもあります。アドバンスは最大で水深30Mまでダイビングが可能になります。
参考サイト : Cカード協議会
一般的なスケジュールや料金の相場
はじめてのダイビングライセンスで一般的なCカードは「オープンウォーター」になります。最大で水深18Mまでバディ(ペア)を組んでダイビングを楽しめるダイビングライセンスになります。
お住まいの近くの都市型と呼ばれるダイビングショップでは仕事の休みに合わせて少しずつ受講を重ねて時間をかけて取得する場合が多いです。長い場合は数ヵ月をかけて通う場合もあります。
沖縄では旅行でお越しになる方が多いため、旅行日程で集中して取得するスケジュールになります。ダイビングショップにより違いがありますが、3泊4日や4泊5日などの旅行を組んで「オープンウォーター」を取得します。
当ショップではお客様の旅行日程や予算に合わせて「オープンウォーター・Cカード 2日間+eラーニング」と「オープンウォーター(Cカード) ゆっくり3日間」の2つのコースをご用意しています。
オープンウォーター・Cカード 2日間+eラーニング
「オープンウォーター・Cカード 2日間+eラーニング」では学科をeラーニングと呼ばれるパソコンやスマホを使用したオンラインで事前に済ませます。沖縄では学科を済ませているので2日間のダイビング日で取得できます。
おすすめは3泊4日のご旅行になります。沖縄に到着した翌日の朝9時からコースを受講します。終了するのは16時前後になります。次の日も同じく朝9時からコースを受講して終了するのは16時前後になります。
ダイビング後は飛行機搭乗まで18時間を空けなくてはいけません。お帰りは最終日のコースを受講した翌日になります。
料金はハイシーズン中(7月~10月)はコース費29800円+eラーニング13200円=43000円(税込)になります。
オフシーズン中(11月~6月)はコース費24800円+eラーニング13200円=38000円(税込)になります。
ご希望の方にはオプションでボートダイビング5500円(税込)が可能です。ダイビング器材や申請料なども全て込み料金です。
オープンウォーター(Cカード) ゆっくり3日間
「オープンウォーター(Cカード) ゆっくり3日間」ではおすすめは4泊5日のご旅行になります。沖縄への到着が10時までであれば3泊4日のご旅行もご参加可能です。
3日間の初日は朝9時からコースを受講します。当ショップで学科を学びます。終了するのは15時前後になります。2日目、3日目でダイビングをします。朝9時からコースを受講して終了するのは16時前後になります。
ダイビング後は飛行機搭乗まで18時間を空けなくてはいけません。お帰りは最終日のコースを受講した翌日になります。
料金はコース費44800円+教材9900円=54700円(税込)になります。
ご希望の方にはオプションでボートダイビング5500円(税込)が可能です。ダイビング器材や申請料なども全て込み料金です。
スケジュール、料金の相場 まとめ
沖縄では3泊4日や4泊5日などの旅行を組んで2日間~3日間の所要時間で取得するダイビングショップがほとんどです。ダイビングショップの中には「たった1日でオープンウォーターが取得できます。」などの広告を見かけます。
オープンウォーターはお客様がダイビングライセンスを取得後、安全にダイビングを楽しむためのコースです。短い所要時間で取得するのは絶対に後悔することになります。
オープンウォーターの料金はダイビングショップによって提示の方法がさまざまです。相場は合計で4万円~6万円ほどになります。ダイビングショップの中には「8999円で全て込み」「先着10名で10000円」などの広告を見かけます。
料金の提示が相場より極端に安いダイビングショップには気を付けなくてはいけません。1名のインストラクターに対して大人数の受講であったり、短い所要時間でお客様を回転しています。絶対に後悔することになります。
選んではいけない悪質なダイビングショップ
沖縄県では、ダイビングショップの営業をする場合に公安委員会への届出が義務付けられています。沖縄県での水難事故の防止、遊泳者の安全の確保のための条例になります。
届出を提出しているダイビングショップは下記の「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されています。
水上安全条例に伴う届出業者一覧表の公開について | 沖縄県警察
選んだダイビングショップが「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されていない場合は気を付けなくてはいけません。公安委員会に認可されるためには、お客様を受け入れる実店舗、有資格者の証明などが必要になります。ホームページのみで実店舗がないダイビングショップや資格のないスタッフがツアーを開催している可能性があります。
届出事業所一覧の潜水業のPDFファイルを開き、パソコンのキーボードで「Ctrl」キーを押しながら「F」キーを押します。 画面の左上や右上に検索バーが表示されるので、ダイビングショップの名前を入力して下さい。
後悔しないためのダイビングショップの選び方
沖縄でダイビングライセンスを取得する場合にオープンウォーターの取得はゴールではありません。これからダイビングをはじめるためのスタートになります。ダイビングショップではダイビングライセンスをお持ちの方向けのファンダイビングのコースに参加できるようになります。
ダイビングは同じダイビングショップやインストラクターに見てもらうことによって技術の成長が早くなります。上手になれば、さまざまなダイビングスポットでダイビングを楽しむことが可能になります。
ダイビングライセンスを取得した後もそのダイビングショップに長年通うことを考えて、ダイビングショップを選ぶときはダイビングショップの自社のホームページを見てファンダイビングのメニューをしっかりと確認するようにして下さい。
ダイビングショップの自社のホームページでファンダイビングのメニューは豊富で充実しているのか?ダイビングライセンスを取得したお客様の特典などがあるか?自分の求めているダイビングスタイルなのか?など確認します。
お客様に満足してもらえるサービスを真剣に目指しているダイビングショップはファンダイビングがとても充実しています。
又、自分の興味がファンダイビングのメニューと合っているのかも重要です。ダイビングライセンスを取得して沈没船や洞窟などの地形を楽しみたいのにファンダイビングでは小さい生物の撮影ばかりしているダイビングショップでダイビングライセンスを取得しても長年通うことはできないです。
沖縄ダイビングライセンス取得のショップ選び まとめ
沖縄でダイビングライセンス(Cカード)を取得するためには、ダイビングショップのダイビングライセンスを取得するためのコースへ参加します。一般的には「オープンウォーター」というコースに受講することになります。オープンウォーターは取得後にペアで水深18Mまでダイビングをできるライセンス(Cカード)で認定証になります。
沖縄では3泊4日や4泊5日などの旅行を組んで2日間~3日間の所要時間で取得するダイビングショップがほとんどです。「オープンウォーター」の料金はダイビングショップによって提示の方法がさまざまです。相場は合計で4万円~6万円ほどになります。
ダイビングショップの中には「たった1日でオープンウォーターが取得できます。」や「8999円で全て込み」「先着10名で10000円」などの広告を見かけます。短い所要時間や相場より極端に安いダイビングショップには気を付けなくてはいけません。1名のインストラクターに対して大人数の受講であったり、短い所要時間でお客様を回転しています。絶対に後悔することになります。
又、選んだダイビングショップが「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されていない場合は気を付けなくてはいけません。公安委員会に認可されるためには、お客様を受け入れる実店舗、有資格者の証明などが必要になります。ホームページのみで実店舗がないダイビングショップや資格のないスタッフがツアーを開催している可能性があります。
ファンダイビングはダイビングライセンスをお持ちの方向けのコースになります。ダイビングは同じダイビングショップやインストラクターに見てもらうことによって技術の成長が早くなります。上手になれば、さまざまなダイビングスポットでダイビングを楽しむことが可能になります。
お客様に満足してもらえるサービスを真剣に目指しているダイビングショップはファンダイビングがとても充実しています。以下に「【絶対に後悔しない!】沖縄のダイビングショップの選び方」へのリンクを記載します。ぜひ参考に読んで下さい。
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