写真:砂辺・浄水場前の排水口「UFO」
那覇市内から58号線を40分ほど北上、北谷町の北谷浄水場の看板を左折し突き当たりまで進むと北谷浄水場があります。砂辺の浄水場前は、主にエントリーが楽なテトラポッド側と、砂辺浄水場の名物「排水口・UFO」と「給水口・神殿」などの建造物が多い、東屋側の2か所があります。
砂辺・浄水場前のダイビングポイントは初心者の方から上級者の方まで楽しめます。水深は深いところでも水深18メートルほどです。ダイビングライセンスの講習や主に外人ダイバーが多いです。
写真:砂辺・浄水場前のテトラポッド側 エントリー口
エントリー場所から少し沖に向けて泳ぐと水中に北谷浄水場が設置した建造物がいくつもあります。東屋側のエントリー付近には2箇所の小さめな建造物があります。まるで蓋を開けると何処かに繋がっているようです。
建造物①・水深5メートル
建造物②・水深5メートル
水深10メートル前後に砂辺・浄水場前の名物「排水口・UFO」と「給水口・神殿」があります。
排水口はUFOの形に似ていることからポイント名の由来にもなっています。当ショップでは2021年も稼働していることを確認できています。現在も筒状の口からは排水があり、オヤビッチャやアカヒメジが群れ、魚影が濃くなっています。
神殿と呼ばれる給水口も魚の住処になっています。下にはヘラヤガラやハタタテダイなどがいます。ダイバーが吐いた泡がたまると鏡のように反射します。
排水口・通称「UFO」全体
排水口・通称「UFO」下
排水口・通称「UFO」アップ
給水口・神殿 全体
通年、バラクーダの群れや大きく口をひらいてプランクトンを飲み込むグルクマの群れが見られます。また季節によってはコブシメの産卵なども見ることができます。浅瀬にはソフトコーラルが群生し、とても広範囲にイソギンチャクが広がり、数えきれないぐらいのハマクマノミが生息しています。
北谷浄水場の建造物の影響なのか、水中のなかにはプランクトンが多く透明度は比較的良くないです。しかし、そのため独自の生態系を楽しむことが出来る貴重なポイントでもあります。ビーチエントリーのため、満潮の時間帯のエントリーがおすすめです。
砂辺・浄水場前のUFO&神殿のポイントは当ショップのファンダイビングで「恩納村周辺ビーチ・ファンダイビング」のメニューでリクエスト可能です。是非リクエストお待ちしております。
当ショップのファンダイビングは全て完全少人数制なので初めての方も安心してお越しください。一人旅や経験の少ないビギナーの方がメインのコースです。お一人様から是非ご参加ください。
参考サイト: 砂辺浄水場前 UFOポイント